ライアーゲーム秋山深一様にぞっこんLOVE!!(笑)
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年末はここまで。
続きは年始から・・・。



「A ring of a promise」



一大決心をしてきたものの、
いざ宝石店を前にすると秋山の気勢はすっかり削がれた。
入ろうか、どうしようか。
そんな押し問答を心中で繰り返す。
柄ではないことをするには本当に勇気が必要だ。
苦い笑いを浮かべながら、秋山はひとつ溜息をついた。
そんな時、誰かの手が軽く自分の肩を叩いた。

「秋山じゃん、なにやってんの?こんなとこで」
「麻生ひろみ」
秋山は動揺を隠しきれずに思わずフルネームを口走った。
まさかこんなところで出会うとは思わなかった。
女傑と噂される彼女に自分がしようと思っていることを知られたらそれこそ大変なことになる。
変なところには冷静な秋山だったが、客観的にみれば挙動がおかしかった。
そんな彼に対してひろみは怪訝な表情を浮かべていた。

「秋山、あんたなんか変じゃない??」
「……別に」
努めて冷静を装おうとする秋山に対してひろみは肩を竦めながら言った。
「相変わらずわけわかんない男ね。直ちゃんはあんたの何処がよかったのか未だに謎だわ」
「…………。」
「だんまりか。まっいいや、ここであったのも何かの縁よ、お茶しよう!お茶」
「なんでそうなる?」
「いいじゃないよ~たまにはお姉さんの言うこと聞きなさい。
そだ、忘れてた。大野もいるんだった、いいよね?大野??」
「大野?」
それまで存在のひとかけらもなかった大野がひろみの後ろからひょいを姿を現した。
空気を読むことに長けていた大野は
決していいとはいえないその場のムードを取り繕うようにへらへらと笑った。
「秋山くん、久しぶりだね!直ちゃんから話は聞いてたけど元気そうでなによりだよ」
「………どうも」
にこやかな大野に対してぶっきらぼうに答える秋山。
二人を交互に覗いたひろみはにやりとたくらんだ微笑をこぼす。
次の瞬間、彼女は豪快に秋山の腕を掴まえていた。
「おっ、おい」
「今日は逃げられないよ、秋山。さっいこいこ」
その言葉通りがっしりと腕を取られた秋山は
そのまま近くのカフェへと引きずられていった。



「直ちゃんとは上手くいってるみたいでよかったよ」
「うんうん」

ひろみと大野は顔をお互い顔を見合わせながら頷いた。
正直、ライアーゲームでの秋山の印象は3回戦が終わるまで最悪だった。
神崎直以外の人間には心を開かず、時折その直の真心さえも利用して
狡猾に振舞う彼に嫌悪すら覚えた。
けれど直は何をされても最後まで秋山を信じた。
彼女のまっすぐで純粋な心が闇に囚われていた秋山を解放に導いたのだ。
そんな直の思いに抗うことなど出来るはずがない。
秋山が彼女を共にある未来を選択したことをひろみと大野は素直に喜んでいた。
そんな彼等を戸惑うように見つめていた秋山はひとつ息を吐いた。
「あんたたちも暇だな。人のことがそんなに気になるのか」
呆れたように言う秋山に口調に以前のような険を感じなくなっていた。
これも直の影響なのだろう。
改めて「神崎直」という人間の凄さに驚嘆を感じずにはいられなかった。
「うーーん、気になるっていうかさ、直ちゃんってやっぱ凄い子だよねぇ」
姉御キャラらしく紫煙を燻らせながらひろみはしみじみと言った。
その言葉に乗るように大野も口を開いた。
「うん、優しくて泣き虫で...でも芯は本当に強くてそしてあったかい」
「大野、いいこというじゃん」
「それほどでも~」
照れながら頭をかく大野を横目で見ながら秋山は再び溜息をついた。


続く。

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