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こんばんは。 ABYSSの続きを書いていたら三島があまりにもキモイので、 一人で耐えられなくなり、 ちょっとだけ公開しちゃいます(オイ 秋山さんとヨコヤのシーンも入ってます。 そうじゃないと三島のキジルシにたえられなーーい
ではどうじょ。
ABYSS 12話(ちょっとだけでごめんなさい)
自分を破壊する一歩手前の負荷が、 自分を強くしてくれる。
ニーチェ
「秋山はまだこないのかな〜成宮」
大きな赤い苺ののったショートケーキを口元へと運びながら 三島の声色は喜々として弾んでいた。 今度こそ自らが味わい続けた敗北感を秋山に味わせることができる。 そう思うとゾクリと体が震えた。 歪んだ秋山への憎悪の感情が快楽とも思えるほど心地よく 三島の体と流れ込んでくる。
「お母様、僕は今度こそ一番になるからね。見ててね、お母様」
三島はうっとりと呟き、幻想の狭間にいる母の姿を見つめていた。 成宮はただ黙ったまま、歪んだ想いに囚われたままでいる主の傍らに傅いた。
「その深いお気持ちが今度こそ本懐を遂げられること、期待しております。」 「うん、うふふふふ」
三島はクリーム舐めながら、妖しく微笑んだ。 張り巡らせた蜘蛛の糸に絡まり落ちる秋山の姿を妄想に抱きながら。
「ここですね、」
ヨコヤの車は森を通り抜けた最奥にある古めかしい屋敷の前で止まった。 三島俊の隠れ家、直が囚われているであろうその場所を 秋山はゆっくりと仰ぎ見た。
「ここに彼女が、」 「ええ、間違いなく神崎さんはここにいるでしょう」 「……分かった。じゃあ俺は行く」
痛み止めを投与してもらったおかげで 少しだけ楽になった体を起こし秋山は車から降りた。 その背中に向かってヨコヤが声をかけた。
「神崎さんを助けられるのは君だけです、秋山くん」 「ああ、」 「この貸しは大きいですが今回はチャラにしてあげましょう。彼女と君のために」 「…ぬかせ」
にやりと意味深長な笑みを浮かべるヨコヤをちらりと仰ぎ見たあと 秋山は躊躇することなく、屋敷の中へと歩みを進めた。 神崎直を助ける。 ただ、それだけを強く思いながら。
続く(がんばります)
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